「聞き上手な人」の特徴から学ぶ会話術!コミュニケーションを深めてもっと人間関係を円滑に!
『聞き上手は会話上手』なんて言葉がよく使われますよね。
周囲から信頼され、何かと頼りにされる「聞き上手な人」には多くの特徴があります。
そんな彼らの会話術を学べば、人間関係をもっと円滑に進められるはず!
今回は「聞き上手な人」の特徴と、ぜひ取り入れたい「コミュニケーションのポイント」をまとめてみました。
目次
結局、聞き上手が一番の「会話上手」
自ら話すことに夢中になってしまい、相手の会話を全然聞かない人っていますよね。
話が終わって暫くしてから「あれ?結局何の話をしにきたんだろう・・」
これでは人間関係を深めるどころか、次から相談の依頼すら来なくなってしまうでしょう。
一方、聞き上手な人は終始相手の話に耳を傾けるため、沢山の話を聞き出すことができます。
後々聞いた内容は会話に生かすことができるので、
「以前に話した内容、覚えてくれていたんですね!」
と相手から喜ばれ、より信頼関係が深まっていきます。
聞き上手な人がやっぱり、一番の「会話上手」なんです。
自己アピールはNG?聞くことに集中することのメリットは?
人間関係ではお互いに話している「言葉」が、相手の考え方や行動にさまざまな影響を与えています。
そんな日常的な会話のなかで、”自己アピール”を控えて「聞く」に特化することで、さまざまなメリットを得ることができます。
☆ 話の食い違いが少なくなる。
☆ 相手が話しやすい状態ができる。
☆ 会話が発展し、良好な関係が築ける。
☆ 傾聴姿勢が身につく
☆ 感情をコントロールできるようになる
☆「質問力」が身につく。
☆ 相手の思考のクセが見抜ける
会話は一方的に話すより、聞くに専念した方が断然うまくいきます。
喋りたい気持ちを抑えて、まずは相手の話に耳を傾けてみましょう。
「聞き上手な人」の特徴とは?
では、聞き上手な人の特徴にはどのようなものがあるのでしょうか。
特徴1.表情が穏やか
自然と表情が穏やかな方が、多い傾向にあります。
もちろん生来の性格も関係するところはあるでしょうが、意図的に心の壁を作らないように努力した結果、穏やかな表情につながっている人もいるでしょう。
特徴2.話を遮らないで最後まで聞く
聞き上手な人は決して人の話をさえぎらず、最後まで聞く努力をしています。
相手の話すリズムを乱さず、会話の抑揚を見守っています。
また相槌(あいづち)のタイミングも適切で、話し手に不快感を与えません。
特徴3. 相手(話し手)に興味を持つ
興味深々な表情は、話し手にかならず伝わります。
逆に無表情な人は「話がつまらないのかな?」と思われ、会話を打ち切られてしまいます。
聞き上手な人ほど、相手への関心や興味を示しながら傾聴しています。
特徴4.話を聞くことで自分を高めていきたい思いがある
人の話をしっかり聞くことは、とても労力のある大変な行程です。
しかし実行すればコミュニケーション能力の向上はもちろん、人脈が広がっていくこともあります。
会話からさまざまな収穫が得られる確信があるからこそ、聞き上手の人は「聞く」ことに集中するのです。
聞き上手から「会話上手」になるためのコツ
では早速、実践するためのポイントをご紹介していきます。
笑顔で受け入れ、良好な関係を作る
もし誰かに「相談したい!」といわれたら、笑顔で快諾してあげましょう。
いきなり本題に入らず「雑談」で距離感を縮めることで、相手の警戒心を解けて本音の会話ができるようになります。
終始、相手に関心があることを示す
人間は自分に関心をもって欲しいという気持ち(承認欲求)を持つ生き物です。
「〇〇さん、最近〜〜の調子はどうですか?」
といった感じで、名前 + 質問を投げかけることで、「(相手が)自分に興味を持ってくれている!」と感じて、より真剣に話してくれるようになるでしょう。
適切な”相づち”で理解度を示す
たとえば、相手が「○○だったんです。」といったら、「○○だったんですね」と繰り返す”相づち”が「オウム返し」です。
また相手の話が長い場合は、要点だけを相づちする「要約相づち」も理解度を示すのに有効です。
例えば「それって、つまり~~ってことですよね!」といった感じで、聞き手側でうまく話をまとめるイメージです。
相づちは適切なタイミング(話の区切り)で、”さりげなく”がポイントです。
「同調する姿勢」を見せる
話の内容に応じて褒める、支持するなど、同調の姿勢をアピールすることも大切です。
気分良く会話を続けてもらうことで、より深い内容が聞くことができて関係性を深めることができます。
もし何かしらの助言を加える場合は、一旦その話題を(相手が)すべて話し終えてから、発言するよう心がけましょう。
話し手の表情や仕草に目を向ける
言葉だけでなく、相手の表情や仕草からも「情報」を得ることができます。
慌てて話しているようなら機会を改めることもできますし、どこかソワソワしている様子なら、話がオーバーになっていたり、後ろめたい話題かも知れません。
話の真意を知るためには、言葉以外にもアンテナを張ることが意外と重要です。
相談者だからと下に見ない
聞き上手な人から見習うべきポイントとして、「相手と自分は対等である」と考えることです。
もし話し手が「相談者」だからと、自分より下に見ているなら考えを改めましょう。
まちがった認識は、傾聴姿勢にもあらわれ伝わってしまうので注意が必要です。
必要に応じてメモをとる
聞く側の集中力にも限界がありますので、話し合いが長くなるほど”大切な部分”を聞き逃す可能性が出てきます。
これを防ぐために”メモを取る”ことをおススメします。
深刻な話になることが想像される時は、メモは相手には失礼になりませんし、相手に誠意として伝わるでしょう。
リラックスして話せる環境を探す
ひとはリラックス状態になると、普段話さないような話をしたりするものです。
ゆっくり腰掛けられるカフェやファミレスなど、気さくに話せる環境をいくつかもっておきましょう。
「聞き上手な人」の特徴から学ぶ会話術!〈まとめ〉
聞き上手になると、会話レベルが自然と高くなります。
『 会話術に長ける = コミュニケーションの達人 』の図式となります。
会話の黄金比率は「聞くが7割、話すが3割」です。
会話術が身につけば自信がつき、仕事や恋愛に対してどんどん前向きに取り組めるようになります。
ぜひご紹介したコツを実践してみてくださいね!
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