クラウドソーシングでライターする前に知っておくべき現実を語ります【経験談】

2月 23, 2020

クラウドソーシングでライターする前に知っておくべき現実を語ります【経験談】

ランサーズやクラウドワークスといったクラウドソーシングを活用してライターデビューする方は相当数います。

ただ「イメージとはちがって稼げない」と諦める方が多いのは、ライターを始める前のリサーチ不足が原因かも知れません。

クラウドソーシングを介したライターの良い点と苦労する点を、現実的な視点からまとめてみました。

クラウドソーシングの現実は甘くない?

クラウドソーシングの現実は甘くない?

もともと「物書き」とは全然関係のない仕事をしていた私ですが、転職をきっかけにライターを始めました。

クラウドソーシングなんて聞いたことはあるけど、何のことかサッパリわからない。

けれど、

・ライターには資格がいらない

・「ライター」という響きがカッコいい

・ノマドとかフリーランスに憧れる

という理由から興味を持ちました。

 

が、ネット上にはどちらかというと、

こんな書き込みが多かったです。

・・・好きなことやって稼げるよ。

・・・ノマドって最高!

・・・月収〇〇円、達成!

といったポジティブな意見や感想が多く、

思わず、

・会社辞めてフリーランスになる!

・クラウドソーシングという働き方に賭ける!

・田舎暮らしが実現できる!

という選択を考えたほどで、おそらく私のほかにも相当数いるはずです。

 

しかし現実は甘くはなく、

・1記事(2000文字ほど)書いて1日が終わってしまう・・

・報酬は日当にして1000円超えがやっと。

・スキル不足で修正指示の繰り返し

・案件探しで仕事に集中できない

といった苦労がありました。

 

今となれば必要な経験でしたが、こうしたライターとして駆け出しの時期をいかに切り抜けるかはとても重要です。

現実を知っておけば、

『 こんなハズじゃなかった… 』

『 イメージしてたより稼げない 』

といったギャップに悩むことはなくなると思います。

 

クラウドソーシングの世界、ライターの現実

クラウドソーシングの世界、ライターの現実

クラウドワーカーを目指す方が疑問に思うであろうポイントを、それぞれ詳しく解説していきます。

ライターとしての収入目安

クラウドソーシングでのライター案件の大半は文字単価で支払われます。

ビギナーでも書ける構成済みの案件で0.5〜0.8円、構成〜執筆までの案件で1〜2円といったところが目安です。

 

高単価を受注するには

・検索上位を狙うためのSEOライティング

・クレジットや投資、不動産関連など専門的な記事が書けること

が求められます。

いずれも未経験から始めるにはハードルが高いので現実、1文字0.5〜1円あたりの案件から受注するのが堅実といえます。

 

収入は執筆ペースによる

・・0.5円×2000文字×3記事(1日)=3000円

・・1円×2000文字×3記事(1日)=6000円

となります。

クラウドソーシングでは手数料をワーカー側(ライター)が負担するので、単価が手数料込みなのか、手数料抜きなのかで、手取りが変わってきます。

ベテランの中には、1日10000〜12000文字を仕上げる方もいますが、私は最初のうちは1日4000〜6000文字を書くだけでかなり苦労しました。

 

最初は最低時給を下回るかも

クラウドソーシングは企業に雇用されるのではなく、仕事を請け負うスタイルなので、最低時給という概念はありません。時間計算すると驚くほどの単価となりますが、あくまで一過性のものと捉えて努力するしかありません。

私の場合は当初時給200〜250円程度でしたが、現在は案件によりますが1500〜2000円までアップさせることに成功しています。

 

いきなりフリーランスは避けるべき

無収入に近い状態で3ヶ月〜半年間、耐えられる経済的な貯蓄(と家族の理解)があれば、話は別です。

ただ前述のとおり、ライターの収入はスキルにより大きく異なりますので、自らムダなプレッシャーをかけないためにも、毎日コツコツWebライティングのスキルを高めることをおすすめします。

 

執筆スピードが明暗を分ける!

単価と同様に大切なのが執筆スピードです。遅筆だと時間あたりの収入が減るため、高単価を受注しても稼げません。

ネットでよく書かれている「初心者は先ず1時間2000文字を目指そう!」は的確な目標だといえます。

時間あたり2000文字書ける頃には、高単価を請負うための文章スキルが身につくため、収入が格段に増えてきます。

ライターとして稼ぐには、一定単価の仕事をサクサクこなせるだけの、執筆スピードがとても大切です。

 

 

慣れたらいくら稼げる?

一番気になるライターの報酬です。

ランサーズで「ライター検索」をすると、トップライターの時間単価はナント15.000円!!2位以下のライターさんでも、4.000〜5.000円の時間単価(報酬目安)を設定しています。

収入にはかなり幅がありますが、スキルを身につければ、高収入、フリーランスの道が拓けるといえます。

具体的な金額についてですが、クラウドワークスとランサーズの大手2社では、相対ランクこそ教えてもらえるものの、報酬金額は公表されていません。

ただ、同じライター案件を扱うサイト「サグーワークス」では、各ライターの報酬を一覧することが可能です。※下記画像参照

下記画像

サグーワークスのスクリーンショット画像

 

画像は、サグーワークス内で設けられている「プラチナライター試験」をパスしたライター達の報酬金額です。

20日時点でのスクショなので、残り10日前後で報酬が上乗せされることを想定すると、1位の方で¥30,0000~は稼ぎそうです。

どこからが「プロライター」と呼べるのかわかりませんが、クラウドソーシングレベルでも、会社員以上の収入を得ることは”十分可能”であることがわかります。

 

ライターの仕事量は安定してる?

ライターの仕事量は安定してる?

収入に繋がる案件についてのお話です。

単価を選ばなければ仕事量には困らない

ランサーズとクラウドワークス、大手2社の「ライター案件数」は以下のとおりです。※2020年2月現在

クラウドワークス ・・・2091件

ランサーズ    ・・・351件

※報酬下限なし・タスクを除く

プロジェクトのみに絞った結果です。

 

ただしライターは少し飽和状態

・クラウドワークス会員数 → 80,000名

・ランサーズ会員数    → 161,045人

なので一人当たりに振り分けると・・と感じるかも知れません。

ただし全員がフル稼働しているわけではないですし、むしろベテランは継続案件のみで仕事をしているので、新しい案件に”提案”してきません。

この点を踏まえると、未経験者が参入する余地はまだまだ十分にあるといえます。

 

実績数が何より大事

実績がないうちは案件に提案(応募)してもなかなか獲得できません。まずは安価な案件でもサクサクこなし、実績をつけるのが先決。

記事にライター名が掲載される「記名式」の案件が獲得できれば、より実績としてアピールできます。

 

継続依頼を目指すべき

新規案件を探す時間に報酬は発生しませんので、継続発注してもらえるか否かが、超重要です。

 

単価アップはクライアントからの信用の証

継続発注されて実績を積むと単価アップ(1文字1円→1.2円のなど)も期待できます。慣れてる仕事の報酬単価が上がれば、効率アップです。

ただしあくまでクライアントとの信頼関係の上に成り立つ話なので、

・納期を守る

・スキルを高める(SEOライティング)

・まめなコミュニケーション

など、プロライターとしての意識をもって、仕事をしなくてはなりません。

 

ブラックな案件には注意して!

ライター案件のなかには、文字単価が「0.1~0.3円」といった、完全”搾取”な仕事が紛れています。未経験とはいえ、これらの仕事を受けてしまうと消耗するばかりです。

案件を見極める眼力もライターにとって大切な資質です。

 

 

クラウドソーシングのライターに必要なスキルは?

クラウドソーシングのライターに必要なスキルは?

未経験から参入できるクラウドソーシングとはいえ、一定スキルは必要です。

・文章力

・検索力

・読解力

・要約力

・SEOの知識

一般的な読み書きができれば、スタートとしては文章力は問題ありません。

「検索力」は数ある中から必要な情報を”短時間”で的確にピッキングできる能力のこと。リサーチした情報をきちんとインプットするための「読解力」、要点を抜き出し自分の言葉でまとめる「要約力」も大切です。

「SEOの知識」は検索上位を狙うためのノウハウです。詳細については省きますが、ライターとして稼ぐためには、早い段階から覚えておくべきです。ランサーズなどで見かける【構成あり】の案件は、すでにSEOを意識したキーワード選定と見出しが用意されています。

 

 

クラウドワーカー(ライター)として厳しいと感じる局面は?

クラウドワーカー(ライター)として厳しいと感じる局面は?

ライターを実際にやってみて厳しいと感じたこと、イメージとのギャップについて言及します。

すべてが自己管理

クライアントとのやり取り、仕事の組み立て、時間と体調管理、締切(納期)など。組織に所属するのと違い、すべてが自己管理です。

風邪でダウンすれば、仕事が後ろ倒しになり、収入がダウンします。手待ちにならないよう複数の案件を抱えつつも、パンクしないようなスケジューリングが大切です。

 

作業中に孤独を感じる

経過とともに満喫できるようになりましたが、憧れのノマドワークも最初は孤独に感じるかも知れません。「仕事の組み立て」と「時間の見積もり」ができるようになれば、一気に不安な感覚は解消され、楽しめるようになります。

 

成長の度合いが感じづらい

個人プレーで、相対的なの指標がないため、自身の成長を感じづらいのも、ライターの特徴です。

・時間あたりの文字数

・クライアントからの修正指示の有無

・案件単価

このあたりが、レベルアップしてるか否かの、判断基準となります。

 

悪質なクライアントに捕まると時間をロスする

なかには、延々と修正指示をだす方や、コロコロ指示が変わる面倒なクライアントもいます。一度捕まると、時間のロス、メンタルまでやられてしまいます。

思わせぶりなフレーズで初心者ライターを募り、搾取する悪質クライアントには十分気をつけてください。

下記記事を参照ください

 

一人前のライターになったらクラウドソーシングは卒業する?

ランサーズやクラウドワークスにも桁違いに稼いでいるライターがいて、一概には卒業するのがベストとはいえません。クラウドソーシングには、

・常に安定した案件(仕事)がある

・金銭のトラブルが圧倒的について少ない

・やり取りがクラウド上で完結できる

・匿名で活動できる

などのメリットがあります。

クラウドソーシングを介さない案件であれば、手数料が差し引かれない分、効率的に稼げます。ただ、自ら契約書を作成したり、営業をかけたりと、執筆以外の作業負担があります。また執筆料の未払いなど、トラブル処理も自分持ちです。

クラウドソーシングと直接契約はそれぞれ一長一短です。メディアサイトでも「ライター募集」をみかけますので、「良質なクライアント(編集局)と出会えたら応募してみる」くらいのスタンスで良いのかも知れません。

 

まとめ:クラウドソーシングのライターは初心者の壁を越えれば世界が広がる!

結論:クラウドソーシングのライターは初心者の壁を越えれば世界が広がる!

クラウドワーカーとして最初は苦労するかも知れません。しかし私自身がライターを続けているように、継続すれば世界は一変します。

ノマドワーカーにもなれますし、好きな仕事で生計を立てることもできます。ただ初心者の壁は、個人差はあっても必ず存在します。

そんな時はこの記事を思い出して、「ああ、なんか最初はキツイかもって書いてあったなぁ~」と思い出してもらえたら幸いです。

クラウドソーシングは、ランサーズクラウドワークスの2つをおさえておけば、まずは十分です。ぜひ興味のままに、新しい一歩を踏み出してみてください。