レギュレーションとは?Webライティングの執筆ルールをわかりやすく解説

1月 2, 2020

レギュレーションとは?Webライティングの執筆ルールをわかりやすく解説

Web上コンテンツの制作に関わるライターとして、キチンと理解しておきたいのがレギュレーション(執筆ルール)です。

 

とくに初めてクラウドソーシングなどで案件を受注した際、レギュレーションを正しく理解していないと、

修正依頼が延々と続く・・

継続依頼がもらえない。

といったデメリットが生じます。

 

レギュレーションは一度理解してしまえば大抵のライター案件に対応できますし、良質な記事を納品できるようになりクライアントからの信頼もアップします。

ここでは、Webライティングにおけるレギュレーションの基礎的な部分を、わかりやすく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

Webライティングでレギュレーションが必要な理由

レギュレーションが必要な理由

ライター案件にレギュレーションはつきものです。

その理由は次の3つ。

コンテンツの統一化

個人ブロガーからSEO会社(コンテンツ制作会社)まで、クラウドソーシングにて記事制作を外注しているクライアントの多くは、複数のライターに仕事を依頼しています。

そのためライター毎のクセや言いまわしが記事に出てしまうと、サイトやコンテンツの統一感がなくなってしまいます。

編集での手直しを最小限にするためにレギュレーションを設けて、一定以上の品質を保っているのです。

 

記事を上位表示させるため(SEO効果)

記事が上位表示されなければユーザーの目に止まりませんし、広告収入やアフィリエイトなどの収益化に繋がりません。

たとえ(依頼する)ライターにSEOの知識がなくても、レギュレーションさえ守っていればSEO対策の記事に仕上がるようレギュレーションを設けています。

 

修正依頼を減らすため

ライターのスキルは個々により異なります。

納品された記事で文法のミスや読みとりづらい箇所等あれば、修正指示を出すことになります。

そうなれば当然、クライアントとライター間の(ムダな)やりとりが発生し納期もずれ込んでしまいます。

レギュレーションにより記事の質が一定担保されれば、編集側とライター双方の消耗を最大限抑えられます。

 

Webライティングのレギュレーション【構成編】

Webライティングのレギュレーション【構成編】

ライター案件における一般的なレギュレーションを、【構成編】【記事執筆編】に分けて説明していきます。

まずは【構成編】です。

キーワード

webコンテンツはキーワードを軸に書いていきますので、正しく理解することがとても大切です。

かといって、文章中にキーワードを連発すればOKではありません。

 

検索意図(読者ニーズ)を知るためにクライアントから指示されるキーワードを一度検索してみましょう。

例えばキーワードが【 40代 転職 】の場合、これ検索すると・・

・40代転職者が成功するためのノウハウを紹介する記事

・40代の転職は年齢的に厳しいという現実を伝える記事

上記2パターンの記事(読者ニーズ)があることがわかります。

キーワード検索にて記事の傾向を掴んだら、記事を書く方向性が見えてくるのであとはクライアントと構成を調整しながら記事を書き進めていきます。

 

またランサーズやクラウドワークスでよくある【構成済】案件の場合は、タイトルや各見出し(h2~h3)などから書くべき内容が定まってくるので、既存の構成を優先して執筆します。

キーワードは重要キーワード + サブキーワード(サジェストワード)の計2~3つほど指定されます。

 

ペルソナ(ターゲット)

記事はターゲットを明確化してから書くことが重要です。

クライアントが指定してくれる場合も稀にありますが、大抵はライター側で意識するものです。

ここの設定が明確でないと読者の心に刺さる記事が書けませんし、ボヤっとした記事になってしまいます。(ペルソナ設定したら、一度クライアントとすり合わせしても良いほど重要です)

ターゲットや読者層を意識することで、クライアントからの不要な修正依頼を回避することができます。

ペルソナ設定(ターゲット)については以下の記事をご参照ください。

 

タイトル設定

タイトルを決める際は、文字数に注意が必要です。

Google検索でタイトルを”全表示”させるには、33文字までにまとめる必要があります。

クライアントによっては「タイトル文字数は22文字~35文字まで」、といった感じで指定してくることもあるでしょう。

検索で上位表示を狙うため、タイトルの前半部分にキーワードを持ってくるのがポイントです。

 

見出し(h2~h4)

キーワード(メイン やサジェストワード)を含みながら、レギュレーションに従って”必要な数”を設けます。

なるべくシンプルでわかりやすい見出しがベストでしょう。

ちなみに見出しは記事冒頭の【目次】に反映されます。

なので、目次からおおよそ内容が推測できるような感じで構成していくと、読者ファーストの良い形に仕上がります。

 

画像選定

文字単価0.3~1円位の案件だと【画像選定ナシ】はあまりありませんが、報酬単価が上がってくると画像選定もライター側で行うことになります。

画像は、

・メインタイトル直後の画像

・各見出し用の画像

・アイキャッチ画像

など複数枚が必要となります。

※アイキャッチ画像やメインタイトル画像と同じでOKの場合もありますし、不要(クライアントが選ぶ)場合もあります。

 

画像を用意するときは、PAKUTASO(ぱくたそ)をはじめとした無料素材でもよいですが、使用頻度が増えてきたり、自分でブログを書くようになったら有料サイトを使用してもよいでしょう。

ちなみにコスパが圧倒的なphotoAC(写真AC)がオススメです。

 

画像を選ぶ際は、掲載サイトや記事や見出しに合ったイメージのものを選択しましょう。

掲載の際は、商用利用OKなサイトから画像を引っ張ってくることもポイントです。

 

Webライティングのレギュレーション【記事執筆編】

Webライティングのレギュレーション【記事執筆編】

クライアントから「構成OK!」がでたら、いよいよ執筆を始めます。

【~です・ます調】【~だ・である調】

記事の口調はレギュレーションにより異なります。

「です・ます調」「だ・である調」のちがいは次のとおり。

【例文】です・ます調『カレーライスは子どもから大人まで大好きな「定番メニュー」です。またカレーライスはキャンプやイベントでの食事としても人気があります。』

【例文】~だ・である調

『子どもが好きな料理といえばカレーライスだ。さまざまなスパイス、絶妙な味見のカレーライスは大人にも人気の定番メニューである。』

どちらかといえば柔らかい印象を与える「ですます調」の方が多いでしょう。

 

リード文(導入部分)、まとめ文(総括)

「リード文」とは記事の導入部分のことです。

タイトルと最初の見出しの間にある文のことで、読者が「ワクワクして先を読みたくなる」ような魅力的な内容を、150~200文字程度でまとめていきます。※クライアント指示に従う

 

「まとめ」は字のごとく、記事内容の総括的なものでOKです。

こちらも150~200文字程度で作成、最後にユーザーの行動を促進させるような一言があるとベストです。

リード文(導入文)の簡単な書き方は以下で詳しく解説しています。

 

こそあど言葉の禁止(乱用を控える)

「これ・それ・あれ・どれ」といった代名詞、「こんな・そんな・あんな・どんな」などの形容助詞に代表されるのが【こそあど言葉】です。

SEO対策としても「こそあど言葉」より具体的なキーワードを使用した方が良いとされています。

 

ネット上の記事は紙媒体に比べて”流し見読み”されることが多いので、途中から読み始めても何を指しているのかわかるように、可能な範囲でこそあど言葉を控えるようにします。

レギュレーションによっては「完全禁止」、もしくは「なるべく控える」といった感じで温度差があるルールの一つです。

 

こそあど言葉対策は以下の記事にもまとめてあります。

 

漢字をひらく・とじる

漢字で表記することを「とじる」、ひらがなで表記することを「ひらく」といいます。

【例】 どういう事なのか?(とじる)

→ どういうことなのか?(ひらく)

といった感じです。

 

webコンテンツはPCだけでなく、画面の小さいスマホでも閲覧されます。

なので、漢字が続くと読むのに疲れてしまいます。

そこで一定の漢字をひらく(平仮名表記する)ようにします。

【例】 難しい事を言っても、子供は理解しない

→ むずかしいことを言っても、子どもは理解しない

「事」や「子供」の漢字をひらくことで、かなり読みやすくなりました。

 

ライター案件によっては、「ひらく漢字一覧」を設けてレギュレーション化しているクライアントもいます。

自身が読み方を迷うような漢字、ひらこうか迷ったときは”平仮名表記”しておくと良いでしょう。

 

改行ルール

一行当たりの文字数が多すぎると読みづらく、スマホで閲覧したときに”強烈な文字の羅列”となってしまいます。

レギュレーションにて(改行に関する)明確な指示があれば従い、ない場合は長くとも(一文)ワンセンテンスで30文字以内におさえると良いでしょう。

ひと段落の文章は2つまで。

つまり「。」で終わる文章が2つ続いたら、改行 + 空白行(一段あける)を設けるようにします。

 

英数字の半角表記

2000円ではなく、2000円と表記します。

(かっこ)も半角の( )を使用します。

ちなみに、①②③や1⃣2⃣3⃣のような環境依存文字は、機種によってはうまく表示されないので使用しないのが基本です。

 

表記ゆれ

記事内で同じ言葉をちがった形で表記すること「表記ゆれ」といいます。

たとえば【受付】で表記していたのに、途中から【受け付け】で表記されているケース。

また【申し込み】を文章の途中で、【申込み】に変えてしまっていてはNGです。

 

表記ゆれは、読者に不信感を与えると同時にレギュレーション違反となります。

複数の表記候補がある場合は、ネットで検索して一般的に使用されている方を選択すると良いでしょう。

 

固有名称の表記

クライアントから特別な指定がない限り、会社名や商品名といった固有名詞は基本、正式名称にて表記します。

つまり「マック」ではなく「マクドナルド」と表記します。

正式名称で表記することで検索ヒットする確率が上がり、またユーザーに正しい情報を伝えることができます。

ただし長すぎる名称は最所に正式名称で表記、2回目以降は略称にて対応できる場合もあります。

 

らぬき言葉

ら抜き言葉とは「食べられます」「食べれます」

「見られます」「見れます」と表現してしまうことです。

日常会話のなかでも「ら抜き言葉」は使われますが、日本語的にはNGとされており、レギュレーションで禁止されている案件もあります。

らぬき言葉が使用可能かが不明なときは、掲載サイトを覗いてチェックしてみましょう。

 

ライティングの前にはレギュレーションは熟読しよう

ライティングの前にはレギュレーションは熟読しよう

クライアントによってはレギュレーションに多少のちがいがあるでしょう。

ただしそれは、クライアント(編集側)がライターに求めるレベル、許容値のちがいによるものです。

ライターによってはレギュレーションを面倒だという方もいますが、webライターはクライアントの指示に従って記事を書き執筆量を頂いています。

この事実を認識すれば自ずとレギュレーションに対する意識も変わってくるでしょう。

案件を受注する際は、ぜひプロ意識をもってレギュレーションを熟読するところから始めていきましょう!

 

WEBライティングを基礎から学ぶなら下記の書籍がオススメです。