ライター案件の【単価相場】は”稼ぐための指標”になんてならない

11月 17, 2019

ライター案件の【単価相場】は”稼ぐための指標”になんてならない

WEBライター歴2年目に突入したサンチャゴです。良いクライアント様に出会えたことで、現在月収のほとんどが継続案件という“恵まれた環境”でお仕事をさせてもらってます。

未経験から手探りでライターを始め現在に至るまで、ランサーズやクラウドワークス、サグーワークスといったクラウドソーシングでさまざまな案件を受注(提案)してきました。

そうしたなかで感じたことは、巷でよくいわれる“ライター案件の報酬相場“って正直当てにならない、稼ぐための”指標“にはなりえないということです。

稼げるテーマを書けるから、“稼げる”ではない。

特別な資格が必要なく、誰でも始めれる「webライター」という仕事。フリーランスから副業ライターまでさまざまな人が“記事を書くこと”で収入を得ています。

ライターが仕事を請け負う方法として「クラウドソーシング」はあまりに有名ですが、報酬はテーマ(ジャンル)やSEOライティングができるかなどで、大きく変わってきます。

俗にいわれる稼げるテーマは、不動産・金融(クレカ)・投資(株FX)・転職・資格・脱毛など、いわゆるアフィリエイトで高単価が期待できるジャンルです。実際にクラウドソーシングでもライター募集をしてますし、私もこうした記事を書いています。

ただ上記のようなジャンルを書けるようになれば、“確実に稼げるか”というとそうではありません。これらはあくまで“稼ぐための一つの要素”でしかなく、もっと多角的な視点で本質を見ていく必要があります。

 

ライター案件の単価相場が当てにならないと断言する理由

案件の報酬単価は、複合的な要素から成り立っています。ライターとしてコンスタントに稼ぐためには、まず現実を理解したうえで行動に移す必要があります。「ライター案件の単価相場が当てにならない」と断言できる理由は次の通り。

執筆スピードで単価は大きく変わる

同じ文字数なら早く書き終えた方が効率よく稼げます。文字単価で仕事を請け負うときも意識すべきは「時間単価」です。1文字1円でも時間あたり3000文字書ければ、時給3000円です。よくいわれる「文字単価1~2円で一人前」といった表現は指標にもならず、稼げる人は単価が相場以下でも“問題なく稼げる”のが現実です。

 

報酬単価はクライアント予算に大きく左右される

潤沢な予算を設けている大手メディアサイト(の運営者)から、資金“カツカツ”の個人アフィリエイターまでクライアントはさまざまです。おなじ記事テーマでも文字単価0.5円~3円と大きく開きがあるのは当然です。

競合が多いテーマ(投資や株など)で記事を外注するクライアントほど本来大きな予算を持っています。ですが、近頃は少ない予算でライターに“無茶振り”してくるクライアントが増えており市場相場が崩壊してきています。

 

文字単価が高い="稼げる案件"ではない

文字単価が上がるほどライターの作業工数が増えるため、一記事に費やす時間が増えてしまいます。

・構成

・ワードプレス入稿

・画像選定など

これらコミコミの報酬単価となっている案件は意外と多く、時間がかかるわりと稼げない案件もしばしばです。

また(当り前ですが)高単価案件ほどクライアントが費用対効果を求めて、細かい調整指示(修正)してきます。低単価の仕事だからと手を抜くのは“NG”です。が、高単価の案件より1文字数円の案件をサクサクこなした方が結果として稼げる、こんなことはよくあります。

 

“案件仲介業者"の存在が平均単価を下げている

クライアントから仕事を受注 → ピンハネしてライターに案件を丸投げ。ランサーズやクラウドワークスにはこうした“案件仲介”で収益を得ている業者(個人)がおり、ライターの平均単価を引き下げています。

仲介案件の特徴として、次のようなフレーズが目立ちます。

【主婦ライター・初心者ライター歓迎!】

【経験豊富な編集者が親切丁寧に指導します】

【多彩な記事テーマ、案件は豊富にあります】

【画像選定 → わからないので相談して決めます】

本来稼げるハズのテーマにもかかわらず、文字単価0.3〜0.8円あたりで外注しているエグいクライアントは多くの初心者ライターから搾取しています。

 

今より多く稼ぐためできること

今より多く稼ぐためできること

結局のところ、今より稼ぎを増やすにはライターとしてのスキル・市場価値を高めること、これ以外にありません。具体的には次のとおり。

 

ひたすら記事を速く書けるようにする

時間単価を上げるには執筆スピードを速くすることが一番の近道です。

構成→リサーチ→執筆→校正のサイクルを可能な限り速くします。記事の質が落ちては本末転倒ですが、タイムマネジメントもライターの必要資質です。

作業環境を整備する、集中できるメソッドを持つ、ボキャブラリを増やすなど、記事を速く書くためのあらゆる要素を集結させます。精神論も大切ですが、もっと大事なのは“速く書くためのロジック”です。

 

既存のクライアントをとにかく大切にする

クライアントニーズを満たすべく、つねに質の高い記事を提供しましょう。文字単価が高かろうが、低かろうが受注したのであればベストを尽くすのがライターの使命です。

良好な関係が発展すれば別の依頼を立ててくれることもありますし、単価アップの交渉も快諾してくれるでしょう。要求レベルはそれぞれですが、あらたなクライアントを探す労力や関係を一から築くのは、これまたエネルギーが必要です。

定期的に提案して、案件を押さえておく

継続依頼をしてくれるからと1~2名のクライアントに依存するのは危険です。クライアントがマネタイズに苦労し発注ペースが滞ることが考えられます。より質のライターに乗り換えられる可能性もあるでしょう。

現状付き合いのあるクライアントを最優先としながらも、定期的に新しい案件(仕事)を押さえておきましょう。すべての案件を同じペースで進める必要はありません。スローペースでも一定サイクルで納品できれば、クライアントはほかのライターとの調整が図りやすいです。

複数の継続案件を育てるイメージで進めると、将来の伸びしろが大きく変わってきます。

書けるジャンルを増やしておく

低単価、文字数少な目でもよいのであたしいジャンルにどんどんチャレンジしましょう。苦手なジャンルを減らすことは自信に繋がりますし、ライターとしての市場価値に直結します。

報酬単価が低いほど条件が緩めの傾向があります。一定経験を積んだら「○○のテーマに沿ったSEO記事が書けます!」といった感じで積極的に提案していきましょう。実績数の増加とあわせて、クライアントの目に止まりやすくなります。

 

ライターとしての市場価値を高める!

SEOを意識したライティング

運よく念願の案件を受注できたとしても、記事のレベルが低ければ継続発注される可能性は低いといえます。逆に複数のライターの中にキラリと光る逸材がいれば、クライアントは優先的に仕事をくれるでしょう。

ライター案件の報酬単価に関する情報はさまざまあります。しかし確実なのは、絶対的なレベルアップなくして収入アップはありえないということ。

一流ライターのブログやオンラインサロン、noteなんかを活用すれば“有益な情報”はバンバン手に入ります。常に自己投資を忘れず、価値あるライターをもっと目指すべきでしょう。